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七五調

詩はリズムを持った文章ですが、七五調の詩というのは7音と5音を繰り返すリズムを持った詩ということです。
優しく優雅な感じがします。

逆に五七調は堅苦しい感じになります。

歌詞としての詩は歌になりますが、校歌も歌ですから詩によって作られます。
明治時代に作られた軍歌や校歌はこの七五調が多くみられます。

現在の校歌も七五調が多くみられます。

七と五で作られていますので、ある歌を別の歌で歌っても意外に会うのです。
つまり、ある歌の曲に別の歌の歌詞を当てはめて歌うことが出来るわけです。

土井晩翠作詞の七五調の歌詞、「荒城の月」はとりわけ有名です。
 春高楼の・・・7
 花の宴・・・5
 巡る盃・・・7
 影さして・・・5
見事に7と5になっています。

七五調の歌詞の例は
 鉄道唱歌
 どんぐりころころ
 ウサギとカメ
 われは海の子
など沢山あります。