作詞家

作曲家に歌詞を提供する人
   

作詞家

作詞家は、歌詞を創り上げる者のこと。その中で、自分の職業とする者を示すことが多い。作曲家に歌詞を提供する人のことです。

しかし、専業の作詞家だけでなく、小説家、芸能人、放送作家など他業種を本業とする者が関わる事も多く、文学的センスだけでなく、音楽的センスも欠かせません。

作詞家になるのに特に資格は必要ありませんがそのための専門学校はあります。

1990年代から作詞、作曲、編曲までをこなす音楽家も現れるようになっていますが、情報技術の発達により逆に専業の作詞家の重要性が再認識されるようになったとする見解もあります。

作詞家の収入は、通常CDの場合は売上の6%、ライブの場合は売上の5%が著作権使用料として支払われます。
これはレコード会社やコンサート主催者から徴収されますが、契約に応じて作曲家、音楽出版社とに分配される仕組みになっています。

著作権法により、著作者の意に反する改変は禁じられており、歌詞は「一字一句変えてはならない」ことになっています。

作詞者として収入を得るためには、色々の道があります。
  音楽作家事務所と契約する
  音楽制作会社やプロダクションに所属する
  作詞コンテスト受賞や持ち込みなどを通して音楽出版社と契約を結ぶ
  著名な作詞家に弟子入りする
  レコード会社が制作する案件に作品提供する
  ミュージシャンから転向する
など作詞家としての道を歩み始める道もあります。

しかしいずれの道においても競争が激しい世界だと言われています。

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