作曲家 森一也

作曲家であり音楽評論家です
   

森一也

森 一也(もり かずや)は、コロムビア専属の作曲家であり音楽評論家です。
懐メロ解説の第一人者として知られています。

森 一也は幼い時から西條八十作の童話が好きで、毎晩母親から読み聞かせてもらっていたそうです。

昭和7年、愛知県の一宮から明治大学附属中学校に編入していますが、翌8年に家事都合で退学しています。
しかし明治大学で開かれた山田耕筰の音楽講座に出席するなど音楽の研究に没頭していました。
その後、東京音楽学校を卒業しています。

戦時中は名古屋で音楽教師として活躍しています。
また、コロムビアの作品について作曲、編曲を多くこなしています。

その後、音楽解説の第一人者として知られるようになってきました。
幅広く深い知識を持っていたため、専門的ではありながら初心者にもわかりやすい評論者として、NHKの音楽番組やレコードの解説書などで誰にも負けない存在となって行きました。
評論の対象は作詞家や作曲家、歌手など百人以上にも渡り、特に西條八十、古賀政男などの音楽作品における解説は人々を感心させるものでした。

現在でも、多数の研究家が森一也の解説を引用しているほどです。
また、森一也は作曲家として、歌謡曲やご当地ソング、校歌、社歌など多数の作品を残しています。

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