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作曲と作曲家作曲は音楽としての曲や音楽作品を作ることそれを生業とする人を作曲家と言います |
作曲作曲は、音楽としての曲や音楽作品を作ること。作曲する人を作曲者、作曲を自分の業とする人を作曲家と呼びます。音楽に携わる中で、音楽の曲そのものを考案することが作曲です。 西洋音楽の場合、作曲とは結局は楽譜を作成する作業とも言えます。 著名作曲家の自筆による楽譜は珍重されます。世の中に二つとないものですから、音楽博物館などに展示されることもあります。 しかし最近は作曲家が楽譜を書かなくなってきています。 自らパソコンを操作し、楽譜の代わりのソフトを使用して曲を制作し、デジタルデータ形式のまま納品するようになってきたためです。 楽譜を書かずに歴史に残る名曲を作る者が、世界中で数多くいます。 音楽行為は次の3段階がきほんになります。 作曲 →演奏 → 鑑賞 作曲と演奏とは能動的な活動ですが、鑑賞は受動的な活動です。 確かにこの順序で進むわけですが作曲と演奏の間には時間差があり、演奏と鑑賞は同時に行われるのが通常の姿です。 しかしそうでもない場合が多くあります。 一番多いのは演奏された音楽を録音し、後でこれを鑑賞の対象とする場合です。 録音、再生技術は進歩しており、臨場感のある音楽を楽しむことも出来ますし、小型の再生装置でイヤホンを使って通勤途上に楽しむことも出来ます。 作曲された後に演奏されるのが普通なのですが、演奏の方が先で、後で楽譜が作られる場合があります。 作曲を行いながら演奏する、演奏しながら作曲して行くと言っても良いのですが、このことを即興演奏と言います。 そうしてその録音された即興演奏から楽譜が起こされることもあるわけです。 作曲した曲を色々な目的で変容させていく行為を編曲と言います。 即興で演奏された曲を忠実に楽譜に写すだけではなく、実際に大規模な楽団が演奏できるようにしたり、一部分を最初の曲から変えることによってより良い音楽にしたりします。 このように作曲から切り離された作業の場合に編曲というのです。 編曲作業を専門に行う音楽家は編曲家と呼ばれます。 一般に若い作曲家が編曲を受け持つ場合が多いようです。
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