月とはどのようなものか紐解いてみましょう
   

月 とは

月は鏡のごとし

「月が鏡であったなら」と歌われています。荒城の月にも「夜半の月」と出てきます。月とはどのようなものか紐解いてみましょう。

昭和11年発表の「忘れちゃいやヨ」という曲に「月が鏡であったなら」と歌われています。
作詞:最上 洋   作曲:細田義勝    歌:渡辺はま子  です。
渡辺 はま子は戦前から戦後にかけて活躍した日本の流行歌手で、本名は 加藤 浜子といいます。

「荒城の月」では、世の姿を映そうとしているかのように月が出ていると表現されています。

月というのは有史以前から認識されている太陽に次ぐ大きな天体です。
丸く大きな姿を鏡のごとくだととらえられているのは、趣もあり、情緒あふれる表現であり感心します。

月の物理的姿

歌詞はともかくとして「月」の物理的な姿について少し勉強してみましょう。

地球から見える天体の中では太陽の次に明るく、白色に光っていますが、これは太陽光を反射して光っているものです。
太陽に対して月は太陰とも言われます。
月の満ち欠けをもとに決めた暦は太陰暦と言い、太陽を中心とした太陽暦に変わるまでは広く使われていました。

太陽を中心にして地球が回っていますが、地球を中心にして月が回っています。
このため、月は「地球の衛星」であると言われます。
ロケットで打ち上げて地球の周りをまわるようにしたものは、人が作った物なので「人工衛星」と言います。

地球から月までの距離は約38万km、月の直径は3,474kmほどです。
ちなみに地球の直径は1万2,756kmですから、月は地球の約1/4ほどの大きさです。
地球から見ると、太陽と月はほぼ同じ大きさに見えます。

地球から月までの距離は約38万kmですから、近いと言ってもずいぶん遠いです。
光は1秒間に30万kmの速さで進みますが、もし、月が鏡であったとして光でも往復には2秒以上要します。
現実にアメリカのアポロによって月の表面に鏡が取り付けられ、地球からレーザー光線を発射して反射させられるようになっています。

月の模様の色々な見方

日本では、月の模様をウサギが餅つきをしている姿に見立てています。
古代中国でも月の模様をウサギの姿とする見方があり、このことから月のことを玉兎(ぎょくと)とも呼ばれます。
またそのほかに、仙女、蟾蜍(ヒキガエル)という見方もあります。
西洋においては、月の模様をカニの姿や老婦人とする見方もあります。
また、アメリカのインディアンには、女性の顔と見る慣習があります。
北アメリカや東欧では女性の横顔に見たてています。

実際、所によって色々の見方があるようですが、どうでしょうか、ウサギが見えましたか。
大変申し訳ありませんが、私も探してみましたが、とうとうモチはもらえませんでした。

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